ワイワイブログ

畢竟独自の見解

最近読んだ本紹介②

moominpapa.hateblo.jp え〜〜〜〜〜こんばんは。 前回に引き続き、最近読んだ本の紹介です。人の感想を読んだり聞いたりするのが好きなので、みんなも同じように読んだ本紹介をしてほしい。 パリの砂漠、東京の蜃気楼 (ホーム社) 作者:金原ひとみ 集英社 Am…

最近読んだ本紹介

え〜〜〜〜〜〜こんばんは。 当ブログはこれまでわけのわからないテーマの内容しか書いておらず,普通の良い子のみんなを完全に置いてけぼりにしていたことは言うまでもありません。 実のところわたくしこのような現状を深く憂慮しておりまして(なぜ?),…

小川亮『裁判所法四九条のいう「品位を辱める行状」と裁判官による裁判に関する表現行為〔最高裁平成30.10.17決定〕』の(簡単な)ご紹介

え〜〜〜〜〜ご無沙汰しております(ツイッターはしてる)。 岡口Jの弾劾裁判が開かれることになったようで,界隈がざわついております。 www.asahi.com ワイはそこまで興味しんしんで一連の流れを追ってきていたわけではないんだけれども,まあ界隈の意見は…

ゼットゼットブログ最高ブログ

え~~~~みなさん,ごきげんよう。 今日はワイワイブログの弟ブログである,ゼットゼットブログの中でワイが特に好きな過去エントリを紹介しようと思う。(コンテンツへのフリーライド) ワイは知ってる人が書いた文章を読むのがとても好きで,この人の文…

刑罰目的論は最高ですか?

現在刑法の教科書に載っている刑罰理論を全く理解することができない。 学部一年生の頃,刑法を初めて勉強した時から現在に至るまでずっと変わらずそう感じている。現在の一般的な整理を徹底的にdisってやろうと思い,さっき色々書きかけたのだが,あまりの…

ZOC「family name」と(略)

「泣いてるんだけど,これは悲しいってだけじゃないの」と鼻をすすりながら僕の顔を見て,それから口もとで笑って見せた。「これはね,正しさの証拠なの。悲しいんじゃないの」 僕は肯いた。コジマは深呼吸をして顔をあげて,それからもういちど深く息を吐い…

賭博・普遍性・主観確率

え〜〜〜みなさん,こんばんは。 近年世間を賑わせた,いわゆるはずれ馬券訴訟についてのメモです。最判平成27.3.10(刑集69-2-434,以下平成27年最判),最判平成29.12.15(民集71-10-2235,以下平成29年最判),最判平成30.8.29(以下,平成30年最判…

「成文法主義(?)」についてのメモ

え〜〜みなさんこんばんは。 先日のエントリに関連して,以下のやりとりがあったのでご紹介しておきます。ご丁寧にありがとうございました。赤文字にした部分が特に重要な部分です。 moominpapa.hateblo.jp 質問者【確認】主に3つの主張から結論を導かれて…

成文法主義(?)

え〜〜〜〜〜〜,みなさん,こんばんは。 分野別修習もそろそろ折り返し地点,引き続きゆるゆるとやっていこうと思います。 今年度の司法試験もそろそろですね。受ける友人も多いので,ちょっと緊張しますね。応援しています。 さて,標題についてですが,適…

「正は不正に譲歩する必要はない」の意義について

え〜〜〜みなさん,こんばんは。 お元気でしょうか。わたしは流行に乗り遅れないタイプなので,無事インフルに罹患していましたが今は元気にブログを書いております。ところで,「罹患」ですが,大学何回生かまで「らかん」と読んでいました。閑話休題。 さ…

新年のご挨拶と故意責任の本質

え〜〜〜〜みなさまあけましておめでとうございます。 今年も余裕かまして生きていきたいと思います。 さて, 故意責任の本質は,規範に直面しつつ反対動機が形成可能であったにもかかわらず,あえて行為に及んだことに対する道義的非難である。 微細な点で…

実況!パワフル導入修習

え〜〜〜〜みなさん,こんばんは。 なにはともあれ先日導入修習を終えたので,記憶が残っているうちに修習中に感じたどうでもいいことについてさっそく感想を書いておきたいと思います。 なお,修習の講義等への感想はあんまりないのでそのように。 ・駅(和…

瀧川裕英『国家の哲学』ランニングコメンタリー;第1章

国家の哲学: 政治的責務から地球共和国へ 作者: 瀧川裕英 出版社/メーカー: 東京大学出版会 発売日: 2017/08/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る ※明示的な引用とは別に、カギカッコ(「」)による引用もします。 基本的にワイが引っか…

井田良『講義刑法学総論』第2版宇宙最速レビュー

え〜〜〜みなさん、こんばんは。 本日は、出版から10年が経過し初の大改訂となった井田良『講義刑法学総論』の宇宙最速を銘打ったレビューを行いたいと思います。 講義刑法学・総論 第2版 作者: 井田良 出版社/メーカー: 有斐閣 発売日: 2018/10/22 メディ…

欅坂46「不協和音」とデモクラシーにおける「孤立した個人」

全員が見捨てているんだから私がやるしかない。 ポリュネイケースは完全に一人になってしまっている。私が埋葬しないで誰が埋葬するのか。 ―木庭顕『誰のために法は生まれた』254頁 www.hmv.co.jp え~~こんばんは。 きょうは最近でたコバ先生の大名著、『…

アンドゥムルメステール入門!まずはこれから!

え~~皆さんこんばんは。 今日は、「アンドゥムルメステール入門!まずはこれから!」と題しまして、安藤馨先生の論文や本を読みたい、でも難しそうだなあ、何から読めばいいのかなあというような全国8000万の悩める子羊たちに、不肖わたくしが男一匹立ち上…

写真撮影は「検証」か?

刑訴の話です。興味ない方はお帰りください。 また、書く前にすでにめんどくさくなってきたので、下調べや教科書等のリファー、条文摘示は極力なしでいこうかと思います。 また、当然ですが、強制処分たる性質を有さない写真撮影も事案との関係ではあるかと…

「「結論の妥当性」についてのメモ」についてのメモ

moominpapa.hateblo.jp これに関してツイッターで面白いやり取りがあったので、載せておきます。 言わずもがなではありますが、ワイの発言は畢竟独自の見解ですのでそのように。 【やり取り①】 ワイ:法の認識の順序として、細かな部分ではなくフラーの挙げ…

実況!パワフル司法試験

え~みなさんこんにちは。 なにはともあれ司法試験を終えたので、記憶が残っているうちに試験中感じためちゃくちゃどうでもいいことを思いつくままに残しておこうかと思います。ちなみに試験自体へのアドバイスや感想は一切ないのでそのように。 ・試験地は…

ぼくらはみんな蛋白質の塊

「無道徳者のいわば双対として、道徳判断に於いて誤るが道徳的に正しく行為する主体、というものもありえよう。そのような主体は認知的にはともかく道徳的に有徳(virtuous)なのである。この徳性は行為者(要するに蛋白質の塊であるわけだが)の物理的傾向…

乃木坂46「きっかけ」と近代立憲主義のアポリア

システムがそれなりに成熟していれば、意識的な決断は必要ない。これだけ相互扶助のシステムがあって、これだけ生活を指示してくれるソフトウェアがあって、いろいろなものを外注しているわたしたちに、どんな意志が必要だっていうの。問題はむしろ、意志を…

「結論の妥当性」についてのメモ

※以下、見えにくい前提がちょいちょいあります 「法解釈においては、結論の妥当性に注意を払わなくてはならない。」 「法は道徳から独立して真正に実在する、ある一つの価値領域・規範領域」(安藤馨「メタ倫理学と法概念論」)であるとすれば、ここでの「結…

蟻川恒正『尊厳と身分』かっこいい文章紹介

え~こんにちは。今回は蟻川恒正『尊厳と身分‐憲法的思惟と「日本」という問題‐』がいかに最高であるかについてレビューしようかと思ったのですが、めんどくさくなってしまったのでやめます。 ところで蟻川先生は『憲法的思惟‐アメリカ憲法における「自然」…

ミャンマー滞在記#8

【2月17&18日 パガンにいくためインターン先の業務時間が終了してすぐに車で夜行バス発着場へ向かった。夜の8時半出発だったんだけど、渋滞がひどくて2時間以上前に向かわないと!みたいな感じだった これが乗車したバス。飲み物とかゲーム・音楽等できるテ…

ミャンマー滞在記#7

【2月14日】 とくに書くことがない。ミャンマー法のリサーチがめちゃ大変だったというくらい まじでミャンマーは法律の体系がわかりづらすぎて透明性に欠けると思う 夜はインターン先が入っているビル内の日本人会に参加させてもらった。 https://www.facebo…

ミャンマー滞在記#6

【2月11日&12日】 土曜は近くのアウンサンマーケットとかいうところにブラブラしに行った。 www.tripadvisor.jp お土産をもう買ってもよかったんだけど今買うとかさばるからやめといた っていうかおなじような店が多いしなんか雰囲気がいまいち良くない。そ…

ミャンマー滞在記#5

【2月10日】 ほろ酔い気味。とりあえず昼はビビンバ食べました ラオス会に行ってきた。まじやばかった ここで言えることがマジでほとんどない とりあえずラオスはいいとこらしいです あとカンボジアは狂ってる国だって 明日はハチャメチャに寝れる それだけ…

ミャンマー滞在記#4

【2月9日】 4日も滞在するともう全てに慣れてきた。ヤンゴンは俺のホームタウン ヤンゴンをレペゼンしようかな。 この時期のヤンゴンは一番過ごしやすいらしい。暑すぎもせず湿気もないのですごく良い。神戸がヤンゴンになってほしい ただちょっと変なにおい…

ミャンマー渡航記#3

【2月8日】 日中はマジで拘束されっぱなしなのでいまいちミャンマー感のあることが書けない。 ただ着実にミャンマーの法律に詳しくなってはいるはずなのでまあいいでしょう。(よくない) そこでひとつ耳よりミャンマー法情報をお教えします。 ミャンマーで…

ミャンマー渡航記#2

ヤンゴンについたらすぐインターン先に行ってまあ色々やって夜。コンプラもあるしインターン先でのことは書きません。 夜はインターン先の人と地元感あるごはんを食べに行った。 ミャンマービールは結構ウマイ。安いしいいね。カレーみたいなやつは実はカレ…